luxe’s Q&A

今回のお題は、シリコーンについて!


今は巷でもシリコーンフリーが流行ってますよね。

そのシリコーンについて、良いもの?悪いもの?

一体なんなの?っっみたいな。

今回は、そんな質問に答えていきたいと思います。


~Answer~

①シリコーンはほとんどのトリートメントに配合されています。

髪の指通りをよくしたり、なめらかさ等の質感を表現する成分として効果的に作用するので、

トリートメントやスタイリング剤には欠かせないコンディショニング成分の一つとなっています。


②シリコーンは無色透明、無味無臭の成分ですが、いろいろな分野に使われています。

化粧品類では、ヘアケア、スキンケア、ファンデーション、メーキャップ用化粧品、制汗剤、

デオドラント、シャンプー、リンス、コンディショナー、ヘアカラー、口紅、マニキュア、

ハンドクリーム、サンスクリーン、アフターシェイブローション、アイライナー等に

シリコーンが配合されています。

化粧品以外でも、食品消泡剤(豆腐、醤油、ジュース等)、カーワックス、撥水剤等にも

使用されています。

使用される用途によって、いろいろな種類のシリコーン

(ジメチコン、ジメチコンコポリオール、シクロメチコン、アモジメチコン等)があります。


③髪に残留したシリコーンはいろいろな美容施術に悪影響を及ぼすことがあります。

お客様がご自宅で使用しているヘアケアには、シリコーン成分が髪に残留・蓄積し、

洗髪後の髪を異常にベタつかせて、なかなか乾きにくくなるような商品もあります。

さらに、このお客様がサロンに来店された際、思いのほかパーマがかからない、

カラーが設定通りの色・明度に仕上がらないということも発生します。


④使い方を間違えなければシリコーンによるトラブルはほとんどなくなります。

髪に合わないヘアケアを使い続けたり、使用料を多く使いすぎたり、

傷んでいない部分にトリートメントをたっぷりと付けすぎると、

シリコーン成分が髪に残留する確率は、相当高くなってしまいます。

シリコーンを配合したヘアケア商品が全て問題があるというわけではありません。

もちろん、髪の状態に合ったヘアケア商品を使用し、正しい方法で、適量を使用して頂ければ、

このようなシリコーンによるトラブルは発生しないのです。


⑤luxe で取り扱っている商品にも、シリコーン配合、無配合があります。

シリコーンといっても、低・高などレベルがあり、

ドラックストアー商品と海外ブランド商品ははほとんど高重合です。

サロンの商品には、ほとんど入っていません。


例えば、ヘアプライマーのシアーリピッド。

『低重合シリコーン』いわゆる口紅のグロスと同じく、食べても大丈夫な成分の一つ。

ファンテーションにも使用されていものと同じ物が入っています。

肌・髪に優しい成分選択で作っている為安心してお使いいただけます。

一回のシャンプーで取れるのが『低重合シリコーン』です。


⑥ついてしまったシリコーン、どうしたら取れるの???

炭酸泉のピュア髪(素の髪)がおすすめです。

様々な不純物が取られてキレイな状態にすることができます。


だーいぶながーい説明になってしまいましたが、

少し、お解りいただけましたでしょうか。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。


シリコーン・シリコンは同じものです。